樹木葬・永代供養

手を合わせる人がいないまま荼毘に付される方々、埋葬されることなく置かれたままの骨壺。このような現状に対して「なんとかしなくては!」という思いで有志が集い、「樹木葬の永代供養墓」をつくることになりました。

核家族化が進んだことなどによって、先祖代々のお墓を継いでいくことが難しい時代になっています。「自分が亡くなったあと、一体どうなるんだろう・・・・」という不安や疑問を抱えている人が増えています。ぜひご相談ください。

※ご興味のある方は、「一般社団法人 恩送り」のホームページをご覧ください。

先輩への手紙

私が一般社団法人「恩送り」を立ち上げるきっかけとなった出来事で、「恩送り」の名を付けた理由もここにあります。
私的な思いではありますが、お読みいただければ幸いです。

先輩へ
東京に来て間もない私に
いつも「大丈夫か?」と声を
かけて頂きました。
食事をする時は、
「うんうん 」といつも私の話を聞いてもらいました。
終電を逃すまでお話した事を今でも覚えています。
恥ずかしながら、先輩との時間がありがたく、かけがえのないものであったと 最近になって初めて気づきました。ある日の帰り際、携帯の着信音の事で言い合いになった事を覚えていますか?
今から考えれば私が悪いのに、
「先輩は分かってない」と別れました。
それが先輩との最後の時間でした。

その後、電話をしても繋がりません。
連絡を待っていましたが、かかってきません。
先輩とあれだけ一緒に居たのに、
お住まいも家族の事も知りません。
私の事をたくさん知ってもらっているのに、
反対に私は、先輩の事を何も知りません。

そんな矢先、先輩の訃報を聞きました。
亡くなられて、数ヶ月経っていました。
そして、先輩に身内がおられない事も、その時初めて知りました。

もう一度お会いしたいです。
謝罪そして感謝を伝えたいです。
今になって、先輩の事をたくさん思い出します。
当時は寄り添ってもらっていた事がわかりませんでした。
今になって、何でも話せる先輩の存在は、温かく自分の安心できる場所であったと振り返っています。

だれもが、温かく安心できる場所。
私のことなので、どこまでできるかわかりませんが、
私は今、そんな場所をつくっていきたいと思っています。

永代供養の樹木葬のお墓をつくりました。
これは、もし私が先輩のお墓をつくるなら・・
との思いでつくった樹木葬のお墓です。

いろんなお花が植わっています。
先輩のように、四季折々それぞれが、それぞれに自分の花を咲かせます。
私も私ならではの「花」を咲かせたいと思っています。

最後に…
先輩を通し、丸ごと受け止める世界に触れることができました。
先輩からの恩は残念ながら直接は返せません。
先輩からの大きな恩は、これからの活動の中で、周りの人に送っていきたいと思っています。
小さな小さな活動ですが、皆さんと協力して一歩ずつ進めていきます。
ありがとうございます。

佛心寺副住職 新田 崇信

PAGE TOP