入院患者の身元保証人、97%の病院「求めている」 神奈川県病院協会の調査
こんな記事を見つけました。
入院時に身元保証人が必要か不要か、を神奈川県病院協会が調査した記事です。
結果としては、97%の病院が身元保証人を求めているそうです。
つまりは、身元保証人がいないことにより医療サービスを受けることができないことがあるということになります。
お時間のある際にご覧になってみてください。
また、一般社団法人 恩送りでは、身元保証人のいない方々への支援にも取り組んでいます。
もしも身元保証人がいないことで、お困りでしたり、お近くにお困りの方がいる際には、ご相談ください。
参照元:入院患者の身元保証人、97%の病院「求めている」 – 医療介護CBnews
https://www.cbnews.jp/news/entry/20190705123323
患者が入院する際の身元保証人を97%の病院が求めているとする調査結果を、神奈川県病院協会が明らかにした。その理由として、支払いの保証や医療行為の同意などが挙げられている。【松村秀士】
神奈川県病院協会は、2月20日から3月31日にかけて、県内の会員病院284施設を対象に身元保証人などの状況調査を実施。94病院から回答を得た。
患者の入院時の身元保証人(保証人や連帯保証人、身元引受人など含む)を求めている病院は96.7%に達した。その理由(複数回答)で最も多いのが「支払いの保証」(96.7%)で、次いで、「医療行為の同意」(68.9%)、「急変時の入退院手続き」(57.8%)などと続いた。
同協会は、「身元保証人らがいない場合は、病院経営および医療行為に関してリスクが大きい」と指摘している。
■入院患者の身元保証人とのトラブルなど、7割超が経験
入院患者の身元保証人が対応してくれなかったり、身元保証人とトラブルになったりしたことが「ある」と答えた病院は74.2%を占めた。このように回答した病院に、トラブルなどの具体例を聞いたところ(複数回答)、「不払い」(91.3%)が最も多く、「連絡が取れず」(73.9%)、「遺体・遺品引取り」(18.8%)といった回答もあった。
歩行することができない行旅中の病人で療養先が見つからず、救護者のない「行旅病人」や、その制度に基づく治療費については、83.9%の病院が「請求したことがない」と答えた。