障害ある子の「親なきあと」に備えを 終活カウンセラーが訴え
こんな記事を見つけました。
障がいのある子を持つ親こそ「終活」をすべきというテーマの記事です。
お時間のある際にご覧になってみてください。
人生の最期に備える「終活」を、障害がある子供の親にこそ早くから始めてほしい。そんな思いを伝えるために全国を回る母親がいる。大阪府八尾市の上級終活カウンセラー、藤井奈緒さん(45)。長女に重度の知的障害があり、自分が面倒を見られなくなったときのことを「親なきあと」と呼んで準備してきた。ある人との別れと、一冊のノートが活動の原動力。3月1日は北海道でも講演する。
「実体験を交えた話が分かりやすくて、終活への意識が変わった」。1月24日、大阪府吹田市の西山田地区公民館で行われた学習会。小学校の支援学級に子供を通わせる保護者らが藤井さんの講義を聴いて、そんな感想を漏らした。
■終活カウンセラー 終活に関するさまざまな悩み相談に乗り、専門家につなぐスキルがあるとみなされる民間資格。一般社団法人終活カウンセラー協会が平成23年から認定している。初級、上級、上級インストラクターの3種類があり、31年2月現在で累計1万8千人以上が初級を受講した。同種の資格はほかの一般社団法人や民間企業も設けている。