第12回 佛心寺お盆合同法要 開催報告
心をひとつに、亡き人を偲んで
開催日時:令和7年8月11日(月)11:00~
会場:築地本願寺 第2伝道会館(蓮華殿)
内容:令和7年佛心寺お盆合同法要

雨にも負けず、全国から集まった温かな絆
当日はあいにくの雨模様となりましたが、全国から多くの皆さまにご参加いただきました。
対面参加:196名、オンライン参加:70家族。
北海道から四国、広島まで、全国各地からご縁がつながりました。
特に嬉しかったことは、オンラインを通じて介護施設や病院からもご参加いただけたことです。
物理的な距離や環境の違いを超えて、同じ時間に心を寄せ合えるひとときとなりました。
築地本願寺での参加者の皆さまには、大切なお位牌や過去帳をお持ちいただき、本尊前にお飾りしました。
お一人お一人の想いが本尊に重なり、会場全体が温かな願いの空気に包まれました。

荘厳で心温まる法要の時間
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開式:雅楽の美しい音色に包まれ、法要が静かに始まりました。
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読経:五人の僧侶による厳かな読経が本堂に響き渡ります。
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供養:ご供養対象の方々のお名前を一つひとつ丁寧に読み上げました。
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焼香:参列者の皆さまが順に焼香し、亡き人とのつながりを胸に刻みます。
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法話:築地本願寺責任役員・東森先生より、仏教の教えと名前の尊さについて温かなお言葉をいただきました。
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感話:参列者を代表して今井さんが、亡き人との思い出や感謝の気持ちを語られ、その言葉が多くの方の胸に響きました。
新しい取り組み:参加者の声をまとめるプロジェクト
今回の法要では、これまでにない新たな取り組みを行いました。
「亡き人とのコミュニケーション」研究プロジェクト
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連携機関:横浜国立大学 豊穣な社会研究センター
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実施内容:築地本願寺の参加者向けに190台のICレコーダーを用意し、法要で感じたことや亡き人に届けたい想いをその場で録音していただきました。
この取り組みは、仏心寺のライフデザイン研究の一環です。
※皆さまからお寄せいただいた声はレポートにまとめています。下記リンクよりご覧いただけます。
(参加者の声を集めたレポートはこちら)

佛心寺のさまざまな活動
佛心寺は、伝統を大切にしながらも、時代に合わせた新しいアプローチを積極的に取り入れています。
主な活動例
これらの活動は、準備から配信まで、可能な限り佛心寺スタッフの手で心を込めて運営しています。
感謝とともに
雨の中、お足元の悪い中お越しくださった方々、画面越しに想いを共有してくださった方々、そして亡き人を想いながら心を寄せてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
来年もお会いできることを、心より楽しみにしております。


