お手紙掲示板2017年11月号
「恩返し」と「恩送り」
ある勉強会にて「恩送り」という言葉を教えて頂きました。
これは江戸時代頃は誰もが知っていた言葉で、
「誰かから受けた恩を別の人に送ること」だそうです。
改めて調べてみると、
『受けた恩を返すなんて、とてもできることではない。
恩返しなどできやしないよ。
でも、受けた恩をまた別の人に送り伝えていくことはできるでしょ。
そのことを「恩送り」というんだ。世間の人に恩送りをしていけば、巡り巡って恩返しになるんだよ。』との文章を見つけ、心が温かくなりました。
私自身、「恩」と聞くと、「恩師」「恩人」の顔が浮かんできます。
温かい気持ち、嬉しさ、切なさ、感謝や反省・・・そんな記憶が心に甦ります。
今まで育っててもらったたくさんの恩に感謝をしつつ、小さなことから少しづつ恩送り活動をしていきたいと思っています。
合掌