お手紙掲示板10月号
♦死はひとりのものではない
死はまた、遺された人のものでもある
♦いのちは、それを愛そうとしている者のものであって、
それを傷つけようとしている者のものではない
命について考えさせられる言葉です。
人はみな、誰かを愛することで『生きる力』を得ています。また同時に、誰かに愛されることによって、『生きる勇気』をもらうのだと感じます。ですから、人の命は、その人だけのものではなく、その周囲の人々の命でもある、と仏教では押さえられています。
法事を通して、自分の命が、ご先祖様や故人からいただいたものであり、自分ひとりのものではないことに気づく。そんな時間になれば・・・と思っています。 合掌