７月８月号・令和元年度お盆合同法要＠東京グランドホテル

７月８月号・令和元年度　お盆合同法要＠東京グランドホテル

6年目のお盆合同法要

2019年7月28日、東京グランドホテルにて佛心寺東京布教所のお盆合同法要が勤まりました。新元号 “令和”　を迎え、今年で6年目となりました。

当日は台風の予報で天候が心配されていましたが、皆さんがお出かけになる頃には雨も止み……。毎年、不思議とお天気に恵まれ、本当に有難いことだと思います。

このお盆法要は、雅楽の「笙」の音色で始まります。佛心寺では、いにしえからの法要の形を大切にしたいと、毎年雅楽を法要に取り入れた形式を続けております。

また、ご準備いただいた《ご先祖さまへのお手紙》は、法要後に滋賀本坊にてお焚き上げされ、浄土へと届けさせていただきます。お手紙には、ご家族の近況報告や故人様へ伝えられなかった感謝の気持ちなど、自由に書いていただけます。亡き方との大切な絆となりますよう、これからもお手伝いさせて頂きます。

法要の締めくくりには、参列された皆さんに、僧侶と共に「重誓偈（じゅうぜいげ）」を唱えていただきました。皆さんの声は偲ぶ気持ちと共にきっとご先祖様にも届いたことでしょう。

思われ願われている私たち

法話は、今年も講師の澤面宣了（さわもせんりょう）師よりいただきました。心が温まり、大切なことに気づかされる法話と、参列された皆様から毎年好評をいただいております。
今年は、ある絵本を題材に、「私たちは自分が故人を想っている」と考えがちだが、実は「亡き方々もお浄土から私たちへの想いを馳せていらっしゃるのだ」とのお話を拝聴しました。私達もまた、先祖や故人から大切に思われ、心配され、しっかりと生きることを願われていたのだということに気付かせていただきました。

法話の後は会食です。食事をとりながら、僧侶や寺務員だけでなくお隣の方とも和気藹々と会話に花を咲かせていらっしゃる方も多く、笑顔あふれる時間となりました。

佛心寺のLINE＠スタート

また、会場では、この度佛心寺が運用をスタートしたLINE＠をご案内いたしました。
佛心寺LINE@では供養に関するお役だち情報を発信したり、法事の予約を受け付けたりする予定です。皆さんのお役に立てるよう運用いたしますので、ぜひご登録ください。
今後も、佛心寺は新たな試みに挑戦し、これからのお寺を常に追求していきます。