お手紙掲示板2021年11月号
みんな違って
みんないい
参考文献:室町は今日もハードボイルド(新潮社)清水克行
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コンビニやファーストフード店で提供される飲み物のサイズですが、同じ「Sサイズ」であっても、お店によって大きさが違うのはご存知でしょうか?
スターバックス・ドトール・マクドナルドでのSサイズのコーヒーの分量を比較すると、マクドナルドが一番量が多いそうです。
Sサイズと言いながら、各社によって分量が異なることに少々驚きました。
歴史を振り返ってみると、中世(室町時代)では、同じ分量表示でも地域や組織によって容量の相違は激しいものがあり、「一升」と言っても、3倍以上の容積の差があり、それが「一升」として通用していたそうです。
それは、田んぼ一反と言っても、日当たりや地面によって異なったり、用途も違い、収穫高が異なることが、理由の一つだそうです。
規格を統一することは、とても大切ことかもしれません。しかし、ある意味では「おおらか」さがある不統一というのも大事な視点ではないでしょうか?
わたくし達「人間」についても、規格に当てはめるだけではなく、「おおらかに違いを認める。」という
視点が大切だと考えています。
合掌