お手紙掲示板2023年2月号
視覚
聴覚
嗅覚
味覚
触覚
私たちが感じることの豊かさは、五感によって得られる情報が複合的に作用することによって生まれます。
美味しい食事を楽しむときには、見た目や香り、味わい、口触りなど、複数の感覚が協調します。
点字では、1マス6つの点を全て埋めれば「め」の字になるそうです。日本点字の考案者である石川倉次氏は、そうすることで失われた盲人の目に「魂」を入れたそうです。
私たちは周囲の世界を何気なく「目で」見ているだけではなく「触って見る、聞いて見る、味わって見る、嗅いで見る」と全身の五感を使って世界をより深く理解しようとしています。改めて、私たちに備わっている感覚を呼び起こし、潤いのある生活を送りましょう。
日々の生活の「ヒントとなる言葉」として「この言葉」を共に味わい、歩みが新たになれば幸いです。
合掌