お手紙掲示板2023年5月号
「おすそ分け」と「お福分け」
「お福分け」という言葉を教えてもらった時、とても嬉しい気持ちになりました。
「いただきものをしましたので、お持ちしました。どうぞ召し上がってください。」と言いながら、親しい人やご近所に分けてまわることがあります。
また「美味しそう!」と自分で買ってきたものも、同じように分けることがあります。
自分だけで独り占めしないで「皆さんもどうぞ」という心映えが「お福分け」という言葉を生んだのでしょう。
「おすそ分け」ではなく「お福わけ」という言葉があることに、昔の人の気遣いと思いやりを感じました。
ぜひ「お福分けです」という言葉を使ってみてはいかがでしょうか?
日々の生活のヒントとなる言葉として受け取れれば幸いです。
合掌