お手紙掲示板2024年2月号
亡き人との
関係を
学び直す
亡き人をどのような存在として捉え、どのようなつながりを持ち続けるかは、人によって異なります。
亡き人とのつながりを表す体験をご紹介します。
・近くで温かく見守ってくれていると思っている
・亡き人の写真を持ち歩き、ことあるごとに語りかける
・仏壇やお墓の前で、亡き人と対話する
・困ったことがあると、亡き人ならどうするだろうと考える。
・どう生きたら、亡き人は喜んでくれるだろうかと想像する
・心の中で生きていると感じる
・間違った振る舞いや行動をしないように見てくれている
・声が聞こえたり、夢に出てきたりして、メッセージを送ってくれる。
亡き人がどこにいて、自分にとってどのような存在となるかは、1人ひとりの考え方によって異なります。
死によって、亡き人の肉体は失われてしまいますが、存在がなく消え去るというわけではありません。
死別後も続く、亡き人とのつながりは「継続する絆」と呼ばれ、「関係を学び直すこと」が大切であると教えられています。
合掌
自分のためのグリ−フケアより 坂口幸弘