お手紙掲示板2024年3月号
答えは
頭ではなく
身体に選ばせる
小笠原 和葉先生の言葉より
生き物は、大きく2つのモードを持っています。 一つは、戦うか、逃げるか?という「サバイバルモード」。 もう一つは、つながりを楽しむ「つながりと探求モード」です。
サバイバルモードの特徴は、ある意味では日常の「今」の状態を表します。また「身体感覚を遮断しやすい状態であると言われています。 一方、つながりと探求モードは、安心してリラックスして、 この人はどんな人なんだろう。と楽しみながらつながれるようになること。を表しています。
「皆さんはどちらのモードに多くいると思いますか?」 自分は常に正しいことをやれているかな?とか期待に応えられているかな?と判断し続けているのは、サバイバルモードの神経状態をさすそうです。
大きく息をして視野を広げてみると、気分が落ち着いてきます。 サバイバルモードを解除できるのは、人とのつながりを感じ、安心、安全を感じられたときだそうです。
私たちの身体は、リラックスすることで安心感を覚えることができます。このような状態は、哺乳類に特有の「思いやり」という神経システムによるもので、他者の存在を感じるだけで安心感が得られます。
ぜひ、雑談を楽しみながら、リラックスした時間をお過ごしください。
合掌