お手紙掲示板2026年8月号

いま見ている星は
むかしの光
夏の夜、ふと空を見上げて「きれいだな」と思うことはありませんか。お盆に帰省された時、久しぶりに星を眺めた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
あの星の光は、何年も、ものによっては何百年も前に、星を出発した光だそうです。いま見えているのは、その星のむかしの姿。なかには、すでに燃え尽きて、今はもう無い星の光を、私たちは見ていることさえあるそうです。
遠いものほど、古い光が届く。
考えてみると、不思議ですね。
亡き人を思い出すことも、少し似ているのかもしれません。もう、そばにはいない。それでも、かけられた言葉や、その方の生き方は、今も私のところに届く。
「もういない」のに「いまも届いている」。星の光と、同じですね。
夏の名残りの夜、少し涼しくなった空を見上げてみませんか。そこに見えている星も、はるかむかしに出発した光です。
合掌
