お手紙掲示板2024年10月号
自分の思いに気づき、
手放す
つい自分に「ちゃんとしなければ」「こうあるべきだ」と自分に言い聞かせていませんか?
他人に言われる以上に、自分自身を縛り、無意識のうちにプレッシャーをかけているかもしれません。
ふと気づくと、日々「もっと完璧に」「もっと頑張らないと」「失敗してはいけない」と、自分を追い込んでしまうことがあります。
「こうあるべき」「こうすべきだ」といった思い込みが、心を固くしているのかもしれません。
また、他人に対して「普通はこうでしょう」と考えることも、その裏には自分の価値観を押し付けている可能性があります。
仏教では、まず「自分で自分を縛っている」という事実に気づくことが大切だと言われます。そして、その固くなっていた心に気づいたあとは、それを優しくほぐし、手放していくことと教えられています。
まずは、自分の内側に目を向け、自分で作り上げた「べき」の鎖に気づいてみませんか?
この気づきが、より豊かな人生への第一歩となりますように・・・。
合掌