お手紙掲示板2024年9月号
希望と絶望が
交互にやってくる
「希望はどこから生まれるのか?」
この問いへの答えは、私たちの予想を超えるものかもしれません。ある研究によると、人間の感情は12種類に分類されます。ネガティブな感情6つ(怒り、イライラ、悲しみ、羞恥、罪悪感、不安)
ポジティブな感情6つ(幸せ、誇り、安心、感謝、希望、驚き)です。
そして、この12の感情の中で「希望」だけが特別な性質を持っています。
「希望」という感情は「絶望を経験した後にこそ生まれる」ということです。
私たちは、日常生活でネガティブな感情を避けようとする傾向があるかもしれません。しかし、実はそれらも人生において重要な役割を果たしています。
深い絶望や悲しみに直面したとき、人は無力感や孤独感に包まれ、未来が見えなくなることがあります。
しかし、そのような暗闇の中にいるからこそ、小さな光である「希望」が見えてくるのです。
喜びだけでなく、悲しみや苦しみもまた、私たちを形作る大切な一部です。希望は、絶望の中から生まれ、私たちの「光」となっていくんですね。
合掌