お手紙掲示板2025年3月号
ネガティブなことは
ポジティブの10倍
心に残りやすい
でもそれを超えて
小さな喜びを見つける
私たちは、ポジティブな出来事よりもネガティブな出来事に目が行きやすいものです。ニュースや日常生活の中で、良いニュースよりも悪いニュースに引き寄せられ、心に残ることが多いのではないでしょうか?
これは「ネガティビティバイアス」という心の働きで、私たちが危険や不安を感じたとき、それに強く反応してしまうものです。
実は、この心の働きは進化の過程で、危険を察知し回避するために発達してきたものですが、今も私たちに残っています。そのため、ポジティブな出来事よりも、ネガティブな出来事に目が向いてしまいやすいのです。
だからこそ、嬉しかったことや今日一日頑張ったこと、何かを克服したことに意識的に目を向け、自分を褒めてあげることが大切です。意識的にポジティブな面に目を向けることで、心のバランスを保ち、穏やかな気持ちを育むことができます。
どうか、日々の中で頑張ったことや嬉しかったことに目を向け、自分自身を大切にしてください。自分を大事にすることが、心の健康を守る大きな一歩です。
合掌